ねえ、ナットウキナーゼ摂るのに、納豆を加熱しちゃダメ?

ダメじゃの。ナットウキナーゼは酵素なのでな。熱には弱いのじゃ。

ダメかぁ。納豆、飽きてきたんだよ…

うむ。ナットウキナーゼを摂るなら納豆は加熱しないで食べなくてはならんの。ナットウキナーゼなど、納豆に含まれる栄養の加熱調理に対する影響を見ていくとするかのぉ。

毎日納豆食べて、ナットウキナーゼ摂るぞ!と意気込んでみたものの、やっぱり飽きてくる・・・。1週間も食べ続ければ、納豆チャーハンとか納豆オムレツとか、色々調理で工夫したくなってきてしまいます。

しかし、ナットウキナーゼを摂ることが目的なら、加熱調理をしてはいけません。

ナットウキナーゼは加熱に弱い

ナットウキナーゼは酵素の一種です。

多くの酵素が50~70℃で失活(働きが失われる)しますが、ナットウキナーゼもそれに違わず、大よそ70℃程度の加熱で失活します。

ナットウキナーゼを摂るのであれば、常温で食べるのがベスト。どうしても飽きてしまって続けられない場合は、ナットウキナーゼサプリから摂るようにしましょう。

加熱するとビタミンK2だけが残ってしまう

ナットウキナーゼが血栓を溶解する働きがあるのに対し、納豆に含まれるビタミンK2は、血液凝固作用があります。

納豆を加熱すると、ナットウキナーゼは失活してしまいますが、ビタミンK2は影響を受けません。そのため、血栓や血液に対して、良くない働きのみが残ることになります。

納豆を加熱することによる栄養素の変化

ナットウキナーゼ以外の栄養素に関しても、加熱による影響があるかどうかを見ていきましょう。

納豆菌

納豆菌は、菌類最強と言われるほど生命力の強い菌です。加熱に強く、100℃で煮沸しても生存できます。

腸内環境を整える目的で、納豆菌を摂取する場合は、調理方法を気にする必要はありません。

大豆イソフラボン

大豆イソフラボンは加熱や加工に対して、ほとんど影響を受けないと言われています。

大豆を茹でる場合は、多少煮汁に溶出しますが、納豆を長時間茹でることは無いと思いますので、気にする必要はありません。

ポリアミン

80℃程度での調理では変化はありませんが、100℃以上の加熱を続けると多少減少するとされています。サッと炒める程度なら影響を受けないと考えて大丈夫です。

納豆に含まれる主要な機能性成分の中で、加熱に弱いのはナットウキナーゼだけと言って良いでしょう。

ナットウキナーゼを摂るなら調理しないこと

チャーハン、オムレツ、スパゲティ、トーストなど、納豆を使ったレシピはたくさんありますが、ナットウキナーゼを摂りたいなら、加熱調理はNGです。

納豆に飽きてしまわないためには、薬味のバリエーションでカバーするしかありません。